これからも長く付き合うために

二人が初めて出会ったのは学校のクラブ活動だった…
入社後、指導員として出会ったのが始まりだった…
など、「出会いの場では全然意識はしていなかったけど、気づけば恋をしていた」
というカップルの馴れ初めは意外と多いものです。

気づけば恋をしていた、
相手が特別な存在になっていた
という響きはとてもロマンチックで素敵ですが、
一方で、その時の関係のまま今に至っている、
恋人関係ではあるものの、
依然として先輩後輩という立場も継続中…
なんてカップルもいるでしょう。

例えば、二人が他校の生徒同士として出会ったのであれば、
年齢差があり、同じ学校にいれば「先輩と後輩」
という立場になっていた者同士であったとしても、
特にそれを意識せずにお互いを
「一個人」として認め合うものですが、
それが同じ学校だと途端に
立場の違いや年齢差を強く意識し、
こだわる人が増えます。

それは「同校の先輩」という立場であることの優位性を
心地よく思っているからかもしれませんし、
後輩という立場で庇護されることに
慣れてしまうせいなのかもしれません。

しかし、恋人同士となれば話は別です。

恋人から「後輩」であり続けることを強いられれば、
不満が募り、寂しく感じてしまうのではないでしょうか。

もしそうなら、その気持ちを恋人に話し、
関係の改善を求めるべきでしょう。

そもそも出会いが学生時代や新人時代だったとしても、
すでにお互い社会に出て働いている場合は、
「社会人」という対等な立場に立っていることを自覚しましょう。

二人が今後も長く良好に交際し続けるためには、
お互いが相手を尊重し合うことが大切なのだということを覚えておいてください。




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