これからも長く付き合うために

二人が初めて出会ったのは学校のクラブ活動だった…
入社後、指導員として出会ったのが始まりだった…
など、「出会いの場では全然意識はしていなかったけど、気づけば恋をしていた」
というカップルの馴れ初めは意外と多いものです。

気づけば恋をしていた、
相手が特別な存在になっていた
という響きはとてもロマンチックで素敵ですが、
一方で、その時の関係のまま今に至っている、
恋人関係ではあるものの、
依然として先輩後輩という立場も継続中…
なんてカップルもいるでしょう。

例えば、二人が他校の生徒同士として出会ったのであれば、
年齢差があり、同じ学校にいれば「先輩と後輩」
という立場になっていた者同士であったとしても、
特にそれを意識せずにお互いを
「一個人」として認め合うものですが、
それが同じ学校だと途端に
立場の違いや年齢差を強く意識し、
こだわる人が増えます。

それは「同校の先輩」という立場であることの優位性を
心地よく思っているからかもしれませんし、
後輩という立場で庇護されることに
慣れてしまうせいなのかもしれません。

しかし、恋人同士となれば話は別です。

恋人から「後輩」であり続けることを強いられれば、
不満が募り、寂しく感じてしまうのではないでしょうか。

もしそうなら、その気持ちを恋人に話し、
関係の改善を求めるべきでしょう。

そもそも出会いが学生時代や新人時代だったとしても、
すでにお互い社会に出て働いている場合は、
「社会人」という対等な立場に立っていることを自覚しましょう。

二人が今後も長く良好に交際し続けるためには、
お互いが相手を尊重し合うことが大切なのだということを覚えておいてください。




- 先輩後輩 -

もし相手の態度が変わらないなら

学校や職場で、先輩と後輩という立場で出会い、
仲良くなった相手と交際するようになった人は少なくないはずです。

しかし、恋人として交際するようになってからも立場の違いや
年齢差を意識してしまい、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

自分ではどうすることもできない立場の違いや年齢差を理由に、
いつまでも後輩扱いされる、
対等な扱いをしてくれないとなるともどかしいですし、不満も募るでしょう。

本来なら恋人として付き合い始めた時点で、
そんな上下関係は忘れてしまうべきですが、
それができないままズルズルと続けてしまっているのなら、
できるだけ早く二人が対等な関係であると確認し合うようにしましょう。

しかし、そのために話し合いたくても、
相手が真剣に耳を傾けてくれないかもしれません。
その場合、相手が有利な立場に立ち続けたいと考えている可能性があります。
となると、その相手との交際自体を考え直すべきかもしれません。

「相手とのすれ違いはあるけど、今までつき合ってきたし…」
とためらうかもしれませんが、
恋人のために歩み寄れない人は今後も積極的に考え方を改める期待が持てないものです。

今の時点で関係を改善できなければ、一方的に辛い思いをするだけですから、
本当に対等な関係を築ける別の相手とさっさと付き合った方が建設的ではないでしょうか。

交際相手が自分の話に耳を傾け、関係改善の努力をしてくれるというのであれば別ですが、
「今のままでいいじゃない」「先輩後輩である事実は変わらないんだから」
などと立場の違いや年齢差を意識する意見しか出てこないのであれば、
さっさと見切りをつけるべきかもしれません。

- 先輩後輩 -

立場の違いを優越感で利用しない

人生では様々な人との出会いがあり、恋に落ちるものです。
が、中でもちょっと面倒なケースといえば「学校の先輩と後輩」
として出会った相手と恋をした時ではないでしょうか。
特に在学中に関わることもなく、
学校を卒業してから出会ったのであれば、
そこまで強く「先輩と後輩」
として相手を意識することはないでしょうが、
在学中からの付き合いとなると、
どうしても学校内での
「立場の違い」が強く意識されるものです。
しかし、出会った時の立場が何であれ、
二人がこれから築いてゆく交際関係において年齢や立場の
差は関係ないのだということを心しておきましょう。

むしろ「先輩だから」「後輩なのに」という相手との
差を意識する感覚を抱き続けていると、
一方的な不満を募らせることに
なりかねないので注意しなくてはいけません。
そもそも二人が学外で出会っていたなら、
そこまで年齢や立場の差を意識することは
なかったのではないでしょうか。
先輩と後輩であるという関係を意識したり、
させたりすることは、
学校内で生じていた上下関係を、
恋愛の場にまで持ち込んで、
相手より有利な立場に立ちたい
という気持ちの表れだと言っても過言ではありません。

二人が対等な立場でこそ育まれる恋愛関係には、
そうした優越感や支配欲などは不要です。
自分ではどうすることもできない年齢や
立場の差を盾に相手より
優位に立とうなどと考えるのは卑怯ですし、
恋人に対する思いやりを欠く行為です。
恋人との交際をこれからも長く続く、
良好な関係にしたいのであれば、
先輩後輩などと意識せず、
相手を一人の人間として認めましょう。




- 先輩後輩 -

相手を独立した個人と認め合う

現在交際している恋人との出会いが、
学校やクラブ活動の先輩後輩だった、
会社の先輩後輩だった、
なんて馴れ初めのカップルは
意外と多いのではないでしょうか。
学生時代から交際し始めて、
そのまま結婚したという夫婦も少なくないでしょう。
そのようにして長く交際できているカップルたちは、
「先輩後輩であるという意識」から無意識に脱却できた、
あるいはその意識を忘れようと心がけられたからこそ、
良い関係が維持できたと
言ってもいいのかもしれません。

恋愛という特別な人付き合いの場に
「先輩だから、後輩だから」という意識を持ち込むと、
「下」の立場を強いられる方に
多かれ少なかれ不満が生まれるものです。
恋愛に限らなくても、
「年上の人の言うことを聞きなさい」
「年下なんだから従いなさい」
などと頭ごなしに言われたら、
ムッとする人は多いのではないでしょうか。

人の心の成長というものは他者に
それがハッキリ伝わることはそうありません。
そのため、人は他人と対峙する時、
年齢というわかりやすい基準を目安にしたがる傾向があり、
社会ではその方がうまくいくこともあるものです。
しかし、恋愛という特別な関係では、
上下関係などは意識させないよう努力することが大切です。
相手との付き合い方を年齢で決めない方がいいでしょう。
恋愛は、お互い相手を
一人の独立した人間として認め合うことです。
二人の年齢差や、
どんな状況で出会ったのかはいったん忘れて、
ただ相手を「自分の好きな人」としてまっすぐ見ましょう。
それこそが、長く良好な交際を続けるコツです。


- 先輩後輩 -

恋をするなら対等に

世の中、多くの人との出会いがあり、
その形は様々です。
友人や知人から紹介してもらった人、
職場やイベントで知り合った人など、
色々な縁があるものですが、
中には初めて出会った時には
お互いをまったく意識していなかったのに、
後々深い関係になったという相手も
いるのではないでしょうか。
初対面の時、
学校や職場の先輩後輩という関係だった場合、
最初はなんとも思っていなかったのに、
気づいた時には
相手を意識していたなんて話も珍しくないものです。

普通に接していた相手に
恋心が芽生えるというのは素敵なことですが、
その恋をした時に大切なのは
「恋をしたのなら、先輩後輩という関係を忘れること」です。
「別に恋人になったとしても先輩は先輩、後輩は後輩だろう」
と思う人もいるかもしれませんが、
それでは今後上手く二人の関係を続けることは
できない可能性があります。
先輩と後輩という関係は上下関係であり、
多くの場合先輩の方が「上」とされます。
ですが、恋愛という特別な人間関係においては、
年齢や上下関係とは無縁であるべきでしょう。

もし、二人がお互いの年齢を知らずに出会った場合、
「年下なんだから言うことを聞くべき」などとは考えず、
お互いを自然に尊重し合えるのではないでしょうか。
例え、先輩と後輩として出会ったのだとしても、
恋をしたからには、
「二人は対等である」と意識するべきです。
余計な人間関係のしがらみは捨て、
バランスの良い関係を築くことを心がけましょう。
恋愛は年齢や立場でするものではないのです。


- 先輩後輩 -

ありのままの自分

気になっている相手とのデートで
舞い上がっている人の中には、
当日に着ていく服を選んだりして
早い段階から楽しみにしている人も
多いのではないでしょうか。
特に、初めてのデートとなれば失敗は許されません。
最初のデートで、
あなたの人柄を上手にアピールすることが出来れば、
交際へ発展する可能性もないとは言えないでしょう。

出会いがあって、
互いに惹かれてデートの約束をした場合、
まだ双方の内面を
よく知らないままデートをすることになります。
初めてのデートは互いを知るための大切な時間です。
それまでに会話をあまりしたことがない二人ならば、
「話が合わない」「た第一印象と全く違った」
とがっかりすることもあるかもしれません。
相手の期待を裏切らず交際に結びつけるためには、
あなたの人柄を知ってもらうことが大切です。

例えば、外食先で店員さんに対する態度や
近くで遊んでいる子供への対応などは
普段通りの人柄が出るでしょう。
人と接する時は性格が態度に表れますから、
相手の性格を知るためにも相手の対応を
見逃さずチェックしてみましょう。

気になっていた相手と
ついに漕ぎつけたデートという場合は、
交際へと繋がるデートにしましょう。
そのためにも、自分のひととなりを
いかにアピール出来るかが鍵となるのです。
良いところを見せようとして普段よりも優しく振舞ったり、
和やかな笑顔を取り繕ったりするのはいけません。
本当に素敵な恋愛をしたいと思っている相手ならば
正確に見抜くものです。
互いが素直にありのままの自分で接して
それを相手が受け止めてくれることほど
素晴らしい恋愛はないのですから、
自分自身に自信を持ちましょう。


-性格の良さを感じるとき-

影からのサポート

理想のタイプの人に出会い、
交際がスタートすると、
デートで楽しい時間を過ごします。
会う度にドキドキして、幸せをかみしめるでしょう。
しかし、交際期間が長くなると、
当初感じていたドキドキ感は薄れてしまいます。
相手の存在が当たり前になり、
新鮮味を感じなくなってしまいます。
そんな時、改めて相手の内面に
フォーカスを絞って観察すると、
惚れ直す箇所が多いと気がつくかもしれません。

恋人ト長居期間交際しているという人は、
マンネリを感じている人が多いものです。
これはどのカップルにも言えることですが、
交際当初のように一緒にいて
胸がドキドキすることも少ないでしょうし、
新鮮味を覚えることはほぼなくなるでしょう。
しかし、ふとした瞬間に相手を惚れ直すことがあります。
それは、相手の人柄の良さを改めて感じた時です。

恋人という存在は互いにとって大切であり、
特別な存在です。相手が困っている時、辛い時、
これ見よがしに手を貸すのではなく、
さりげなくあなたをサポートしてくれていると分かったら、
とても心強いですし、嬉しいと感じるでしょう。
中には、「助けてやった」と言わんばかりの
対応をする人もいますが、
あえて自分から言わず、
実は陰でこっそりと動いてくれていたということが分かれば、
恋人の人柄に救われることになるでしょう。

恋人という存在は、特別な存在であり、大切な存在です。
マンネリ化を感じている人は、
相手が影でしっかり支えてくれている存在だと
改めて気づけるような関係を続けていきましょう。


-性格の良さを感じるとき-